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Windows 10 に更新

私は Windows 7(Windows 8 はスキップ)を使っていましたが、2016 年 4 月に Windows 10 にアップデートしました。

Windows 7 で満足していたのですが、Windows 10 へのほとんど強制的なアップデートのしかけを完全に排除する方法はないと考え、やむを得ずアップデートしました。Windows 10 が旧バージョンとの互換性に努力したことは読み取れますが完全ではありません。Windows 10 への更新後、約 1 か月を経過したところで、気の付いた点とその対処法について述べておきたいと思います。

注 最近(2016 年 05 月 23 日頃に気付いた)、更新への半強制的な要求に対してMicrosoft が気にしたのかどうかは分かりませんが、更新したくない人のための手順を可能にしたようです。私はすでに更新してしまったので、テストしていませんが、更新すべきかどうかに迷っている人の参考になればよいと考えます。

しかし、よくなった点もあります。

私は、Windows のバージョンに深く関係するようなアプリケーションやハードウエアを使っていませんので、更新によるデメリットはありません。つまり、比較的簡単に対処できたからです。先に説明したとおり、私は Windows 8 をスキップしましたので、私の実感ではありませんが、Windows 8 に対する世の中の評判はかなり悪いようです。事実、Windows 8 で追加した機能を Windows 10 ではなくなったものもあるようです。Windows 10 への更新を無料にした真意は分かりませんが、評判の悪い Windows 8 ユーザーに対するお詫びの意味があるのかもしれません。ともあれ、よほど特殊な環境でなければ、Windows 10 への更新を避けるほどのことはないように感じます。少なくとも、私は後悔してはいません。

Windows 10 に更新したあと、1 カ月以内の制限はありますが、元に戻す手順があります。[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[バックアップと復元] です。5 月 25 日に確認したところ、更新からすでに 1 か月以上経過したからでしょうが、バックアップの設定はないという表示になっていました。

注 先に、自作のファイルマネージャの管理者権限のことを述べましたが、その手順について説明しておきます。エクスプローラで目的の.exe ファイルの [プロパティ] を開いて、[互換性]-[すべてのユーザーの設定を変更] を選択します。次に、[設定]-[管理者としてこのプログラムを実行する] にチェックを入れて OK してください。

JavaFX

Android 用アプリを作成する方法を調べていて、JavaFX の存在に気付きました。JavaFX は、.NET Framework の WPF と似た位置付けにあります。

JavaFX の設計思想は、WPF とほぼ同じです。そのベースが W3C 勧告によるものですから似ているのも当然ですが、WPF を知っていればすぐに理解できます。

ところで、2016 年 5 月時点における JavaFX のバージョンは 1.8 ですが、WPF より 3 〜 4 年遅れているという感じです。つまり、やっと WPF に追いついたといえるでしょう。逆に言えば、使えるレベルにあるということです。Java の世界をリードする Oracle は、JavaFX を Android に対応させると明言しています。もちろん、Google がどうするかはまだ分かりませんが、JavaFX とのシームレスな Android アプリの開発が可能になることを期待したいと思います。

なお、JavaFX のページを新設しました。まだ、ご挨拶程度ですが、徐々に記事を増やす予定です。


デスクトップカレンダ(DesktopCalendar)

デスクの周りに壁掛け型とかデスクトップ型などのカレンダを持っていない人はいないと思います。カレンダのほかに日誌や予定表、小遣い帳や住所録なども必要です。それらをまとめてパソコン上で操作できれば便利です。詳しくは、Software のページをご覧ください。

SQLite のページを追加しました。

SQLite は簡易的なリレーショナルデータベースです。これを操作するためのライブラリ(.dll ファイル)が公開されていますので、.NET Framework/WPF から使うことができます。SQLite 専門のページを用意しましたので、一度のぞいてください。

作図機能を重視したドローツール(FigMaker)

ドローツールを公開しました。詳しくは、Software のページをご覧ください。

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