数式エディタ

Last Updated 2012/05/30


私の場合、数式を作成する機会はそう多くありませんが、たまにあると通常のグラフィクスソフトではひどく面倒です。何かよいツールはないかと探してみてもこれはというものはありません。そこで、自作することにしました。


「数式エディタ」をキーワードとして Google をあたると、「数式エディタ Wikipedia」にヒットします。この中に 12 ほどの数式エディタが紹介、比較されています。そのほとんどはワードプロセッサ機能の一部として数式エディタを組み込んでいます。単独の数式エディタではないためでしょうか、無料のツールは少なく、6,000 円 〜 数万円とかなり高価なものが多いですね。

無料のツールのうち、評価が高いものは TeX/LaTeX ですが、マークアップ言語を使いますので、構文を覚えなければならないという欠点があります。マークアップ言語とは HTML 構文をイメージすればいいでしょう。たとえば、二次方程式の解をあらわす数式を TeX の構文であらわすと次のようになります(なるそうです)。

TeX の構文:

  -b \pm \sqrt{b^2 - 4ac} \over 2a

出力結果:

expression

ちなみに、LaTeX は TeX の改良版です。複雑な構文をより簡単に入力可能にしたものだそうです。

無料の数式エディタは、TeX をベースにしてより使いやすくしたものが多いようですね。GUI、つまり、ビジュアルな数式エディタは少ないと思います。

Note 私が知る限り、ビジュアルな数式エディタは皆無です。ビジュアル的と思わせるツールはありますが。

いずれにしろ、TeX 系は覚えなければならないことが相当に多いことにかわりありません。一方、ここでご紹介する MathEditor は覚えることは何もありません。入力する文字を選択し、マウス操作で配置するだけです。

Note TeX は日本語を数式の中に組み込むことはできないそうですが、MathEditor は可能です。

私は数式を大量に作成する機会がありませんから、MathEditor が効率的かどうかは分かりません。しかし、チョット作成したいというときには便利だと思います。

MathEditor

MathEditor は Vector のサイトでフリーウエアとして公開しています。

http://www.vector.co.jp/soft/winnt/writing/se497444.html (476,442 bytes)
Last Updated 2012/05/05
最新バージョン:1.0

MathEditor のソースファイルを NETClass および WPFClass のユーザーさん向けに公開します。以下の ZIP ファイルは暗号化されています。NETClass および WPFClass のユーザーさんは同じパスワードを使って解凍してください。

MathEditorSource.zip (113,967 bytes)

なお、プロジェクトを開いてコンパイルすると、「参照コンポーネント 'WpfColorDialogExLib' が見つかりませんでした。」と怒られるはずです。ライブラリは Vector のサイトで公開している MathEditor.zip のほうに含まれていますので、それへの参照を追加してください。


−以上−