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伝統工法その7 「三和土」

失われた伝統工法を再現

土間のたたきは50年ほど前まではよく使われていました。しかし、コンクリートを用いるようになってからは、残念ながら職人の間にも技術の継承はなかったと思われる工法です。

以下、その手順を資料として記し、そのすばらしさを分かって頂ける方が一人でも増えれば幸いだと思います。

1. 原材料

小池赤土 にがり原液
消石灰 微砕石

2.施工手順
 
砕石、赤土攪拌、にがり
 
にがり5倍液

3.敷き詰め、ならし


4.たたき


たまたまs氏の協力により配合方法が見つかっのですが、工法はまったくの手探り状態。通常ミキサーなどを取り入れて行われるが、今回は全て手作業で行いました。
また、施工範囲が大きいため目地をつけて施工。
簡単なコツとして、
■全体的に3割り増し程度に盛る
■次に、にがりをいれたあとは水を足さず、たたき棒でたたくが、この時、力を入れるより細かく何度も何度もたたく(コンクリートでいう『のろ』が出るまで)
そうすると中から水分が表面に出てくる。ここまで来ると仕上がりきれいなものになります。

実際は作業の慣れや機器の導入よって作業性はかなりよくなると思われます。

作業の内訳
作業にかかった日数 3人×2日
15cm厚 25u
小池赤土 2t車 2台   消石灰 20kg 8袋
微砕石  2t車 2台   にがり 18L 2缶

正確な割合
赤土  2  微砕石 1  消石灰 2/3  にがり 1/2

PDF 自然素材と伝統工法>>
自然素材その1 『能登ヒバ』
 
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